良いシャンプーってどんなシャンプーでしょうか?
今回はシャンプーについてかな〜り細かく書いていきたいと思います!!
皆さん毎日しているシャンプー、良く耳にする言葉や名前はあっても意外と知らない事も多いと思います。
一言でシャンプーといっても値段も成分も様々ですしね。
毎日使うものだからこそ、正しく知って効果的に使っていただきたいと思い、長いですが記事にさせていただきました!
まず、ヒステリアでは主に日本メーカーのノンシリコンシャンプーを中心に
【しっとり系シャンプー】【さっぱり系シャンプー】【すっきり系シャンプー】【くせ毛のパサつきに潤いを与えるシャンプー】【抗酸化作用の高い成分を配合したエイジングケア用シャンプー】【男性特有の髪、頭皮のコンディションを整えるメンズケアシャンプー】【エイジングケアシャンプー夏季用】【メンズケアシャンプー夏季用】
などをご用意し、求めるスタイルや頭皮のコンディションに合わせて使用させていただいております。
ところで良く耳にする ノンシリコンのシャンプー(シリコーンフリー)って何がいいの?と。
けっこうお客様にもご質問頂きます。
ノンシリコン使ってみたけどきしんで合わなかった〜なんて声も聞きますが、意外とそれ、間違った認識かもしれませんよ?
さて、そこで「シリコンって悪なの?髪に良くないの?毛穴に詰まるの?」なんて質問も多いのでまずはシリコンについてのご説明を☆
シリコンとは、化学反応によって作られるコーティング剤の一種で髪に皮膜を作るという性質があります。
スキンケアやヘアケアに広く使われていて、キューティクルに付着しコーティングする作用があるので、手触り良く艶を出すなどの効果があります。しかし髪をコーティングはするものの、髪を補修したり浸透して保湿するような効果はありません。
あれ?そんなに悪くないんじゃない?そう思った方、正解です!
シリコン自体は破壊されたキューティクルをコーティングし手触りを良くして、新たにキューティクルが壊れるのを防いだり毛髪同士の摩擦を防いだり、ドライヤーの熱から髪を守ったり広がりやすい髪をしっとりまとめてくれたりして、特にハイダメージ毛の方には適しています。
(ヒステリアではハイダメージヘアケア用にシリコン配合シャンプーも各種ご用意しております)
髪に良くないの?という部分も、髪に良くないというよりは髪を補修したりシリコン自体が浸透して保湿はしないので、根本的な改善にはならない。といった方が正しいと思います。
毛穴に詰まるの?という部分は花王さんが実験をしてシリコンの安全性をアピールしています↓以下リンク
(他にも良く出る質問に答えてくれているので参考に)
ご存知ですか?シリコーンの真実
そもそもシャンプーにシリコンが入っていなくてもトリートメントにはシリコンが入っています。
ではなぜこんなにも敬遠されるのでしょうか?
そこで注目すべきなのは洗浄成分なのです!
ノンシリコンシャンプーは脱脂力が程よく押さえられているに対し、シリコン入りシャンプーは脱脂力の強さをシリコンによってカバーしているのものが多いので、髪や頭皮が知らないうちにインナードライ状態になることも。
市販のシリコン入りシャンプーの多くに使われている洗浄成分は高級アルコール系という石油系、硫酸系、塩酸系の洗浄成分を多く使っています。
この高級アルコール系という種類の中でも「ラウリル硫酸」と名のつく成分は脱脂力が非常に強力な上、皮膚への浸透力も強く、肌の弱い方や頭皮や皮膚が乾燥しがちな方にはなるべく避けていただきたい成分です。
洗い流しが足りないと背中や首が肌荒れをするのもこの成分が原因のことが多いです。
似た名前で「ラウレス硫酸」と名のつくものがありますが、脱脂力が強いこと以外はそこまで危ない成分ではありません。
同じくラウリン酸を原料にして作られた、ラウレス-4カルボン酸Na、ラウレス-4酢酸Na、この2つは硫酸ではなく、弱い酸であるカルボン酸や酢酸を使って生成されたものなので、比較的洗浄力もマイルドで刺激も弱い高級アルコール系界面活性剤です。
市販のノンシリコンシャンプーにはラウリル硫酸やラウレス硫酸を使用しているものもあります。コーティングをしてくれるシリコンが入っていなくて洗浄成分は脱脂力の強い石油系。すると洗い上がりはどう感じるでしょう?
つまりはシリコンの有無よりも洗浄成分が髪質や肌質に合っているか、そこが大事なのです。
さて、それではヒステリアで使用しているシャンプーについて、洗浄成分に着目してご説明したいと思います!
【しっとり系シャンプー】【くせ毛のパサつきに潤いを与えるシャンプー】【抗酸化作用の高い成分を配合したエイジングケア用シャンプー】に配合されているのは
《洗浄成分》アミノ酸系
・ココイルメチルタウリンNa
・ラウロイルメチルタウリンNa 使用
低刺激かつ、泡切れも良くてきしみも少ないタウリン系界面活性剤です。洗顔料やボディソープ、石鹸に配合されているアミノ酸系洗浄成分ですがコストのかかる成分なので、市販のシャンプーではほとんど使われていない成分です。地肌にとても優しく必要以上に皮膚の油分を取り過ぎず、洗い上がりはさっぱり、仕上がりもまとまりのある髪に仕上がります。
【さっぱり系シャンプー】【抗酸化作用の高い成分を配合したエイジングケア用シャンプー】に配合されているのは
《洗浄成分》酸性石けん系
・ラウレス-4カルボン酸Na 使用
弱酸性石鹸系洗浄剤、起泡剤で植物から抽出したアルコールと酢酸でつくった成分です。特徴を分かりやすく言うと、洗浄力は高いのに頭皮には低刺激でという高性能な成分です。髪のたんぱく質に対しても優しいのが特徴です。この成分は、シャンプー以外にも、基礎化粧品・メイク用化粧品・ボディケア剤製品にも使われており、コストのかかる成分なので、市販のシャンプーではほとんど使われていない成分です。
ただし、酸性石けん系のシャンプーはカラーの退色がしやすいのでカラーリングをしているお客様にはオススメしておりません。
【すっきり系シャンプー】に配合されているのは
《洗浄成分》ココナッツアミド系
・PEG3ヤシ脂肪酸アミドMEA硫酸Na 使用
硫酸と名が付きますが、アミド基を有するため皮膚刺激が少なく、泡立ち・洗浄力の高いアミドエーテル硫酸系アニオン性界面活性剤です。高級アルコール系と同等の泡立ちですがアミド基を有するので皮膚への刺激は優しいのが特徴です。泡質が柔らかく、しっとりとした洗い上がりになります。
また、ヒステリアで使用しているノンシリコンシャンプーには助剤としてスルホベタイン(ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン)という天然植物由来の脂肪酸をベースとした両性界面活性剤を配合しています。高い起泡力をもつ低刺激性な洗浄剤です。シャンプー中のきしみ感を抑える特徴があります。
また、カラーをされた後にはカラー直後専用の1weekシャンプー もご用意☆
ベージュブラウン系、暖色系、寒色系とカラーに合わせて色持ちを良くしてくれます♪
科学的な横文字も多く分かりにくい内容ですが、ヒステリアではお客様に自信を持ってオススメできる安心してお使いいただけるシャンプーの中から最適なものを選んで使用しておりますということがお伝えできればと思い書かせていただきました!
頭皮や肌、髪のお悩みやコンディションに合わせてシャンプー選びのアドバイスもさせていただきますのでぜひお気軽にご相談ください!
リアリティとスタイルのあるヘアデザインを大切に。
トレンドを意識しつつも、自宅で再現できる、次の日からも素敵なヘアスタイル作りを心がけています。
一人一人のライフスタイルに合う、新しい自分の発見や髪のコンプレックスをプラスに変えら れるスタイルの提案をしていきます。
ヘアスタイルはボブやショート、洗いざらしハンドブローで楽に決まる上質なカジュアルスタイルは釜野井弘規にお任せください!
自分が髪のクセが強いので、骨格や毛 流、クセ毛でもキマるパーソナルに対応したカットを心がけています。
常に広くアンテナを張って日々の生活で受けた刺激や感性をヒントにお客様にご満足頂けるヘアデザインを提供していきます。
当日のご予約もお気軽に:D
ご予約ご来店お待ちしております!
ヒステリア原宿店チーフスタイリスト 釜野井弘規
HYSTERIA harajuku 03-3401-3043
ハイカジュアルなショートヘア、ボブスタイル中心のヘアカタログはこちら↓
ストリートフォト中心のインスタグラムはこちら↓
follow me :D
オススメブログ記事↓
釜野井弘規ってこんな人 その1経歴編
釜野井弘規ってこんな人 その2プライベート編
初めてのバッサリカット不安な人にはボブをオススメしたい理由
〇〇の後のカット
オススメできるシャンプーってどんなシャンプー?《保存版》シャンプーについてまとめ
美しい髪の作り方《保存版》トリートメントについてまとめ
新カラーでの撮影とお客様にオススメしたいアクセサリーカラーアプローチ